OGATA Tetsuji
トーク編集
大昔からPerl CGIの高速化の手法の一つとしてmod_perlが語られることが多いかと思いますが、それはmod_perlの副次的な効果のほんのひとつに過ぎません。本来のmod_perlは「Apacheの機能を(CではなくPerlで)拡張する」ものです。
本トークでは、本来のApacheをPerlで拡張するという意味でのmod_perlについて、今からでも実践投入できる興味深いお話ができればと考えています。特にウェブ上でもあまり見かけない(mod_perl1ではなく)mod_perl2の情報に重点を置きます。「いまさらApache/mod_perl?」と思っている方には、聴いてくださった後に新鮮な印象を持ってもらえるトークにしたいです。
今年4月にRubyの組み込み用実装であるmrubyが登場し、それへのApache組み込みであるmod_mrubyが話題になっています。それの少し以前から、組み込みに特化した言語Luaによるmod_luaも注目されています。Nginxのシェアが増加しているのは周知の事実ですが、Apacheの世界シェアは依然トップです。C以外の他の言語でApacheを拡張するという手法は依然注目されています。
時間の都合上、話せる内容は限られるとは思いますが、下記のようなお話を予定しています。
ひとまず今現在のPerl CGIの高速化の要望は、FastCGIやPSGIベースのモダンな技術にお任せしましょう。そしてApache mod_perlならではの優雅な手法に一人でも多くの方が陶酔していただければ幸いです。
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