TWiki as a programable and scalable CMS functioning as glue written in Perl
Abstract
twiki.orgという1998年から続いているオープンソースのウィキプラットフォームがありまして、それをモルガン・スタンレー証券のIT部門でグローバルに2004年から運用して単一のインストールに1万のウィキサイト、総計100万ページが載るに至り、その過程でオープンソースに貢献もした上での紹介です。 社内での利用は草の根的に広がったもので、その要因は、大きなIT組織内部(全世界で数千人、社内で最大の部門)で使うのに便利なCMS(Content Management System)であることです。TWikiが究極解であるとは思いませんが、この発表の中で述べるような機能を備えたCMSは大きなIT組織では非常に有用です。 TWikiを有用たらしめている機能とは第一に、glueとして働くことです。組織内にはリレーショナルデータベースや、変更管理システム、バグ管理システム、障害管理システム、諸々のRSSフィードなどいろいろなデータがいろいろな形で存在しています。それらにアクセスする既存あるいは自作のプラグインを使って、関連する情報を1つのページに表示することが手軽にできます。 更にTWikiはマクロ言語を持っており、それでいろいろなことができます。またHTMLタグやJavaScriptをページに直接書くことを許していて(XSS的に問題はありますが)、ウェブの知識があれば何でもできます。
こんな感じで、「プログラマブルでglueでスケーラブルなCMS」があると幸せだということをお話ししたいと思っています。
Talk Details
Venue | Multipurpose Room 2 |
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Starts On | 2014-08-29 15:20:00 |
Talk Category | Applications |
Language | Japanese |
Slide Subtitles | Japanese |
Talk Duration | 20 minutes |
Material (Difficulty) Level | Regular |
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