Abstract
OSSとして公開されるソフトウェアは多くありますが、そのうち広く世に出るものはあまり多くありません。また開発者コミュニティやユーザコミュニティが形成されるところまで成長するものはごく一部といって良いでしょう。
ライブラリ等ではそれでも特に問題はありませんが、高機能なミドルウェアなどになると多くのユーザがつかないとオリジナル開発者が想定した以外のユースケース発見やコーナーケースにおけるバグ発見などが十分に行われず、プロダクトの品質も上がらない、といったようなこともあります。 また日本国内では比較的よく使われても、米国を含めた国外ではあまり知られないまま、というケースも多く存在します。特にミドルウェア等については有名な巨大サービス企業が発表したものとそれ以外で顕著な差があり、開発者個人として何ができるのかを考えることも多くはないでしょうか。
このトークでは、いちソフトウェア技術者としてOSSプロダクトを作り公開しメンテナンスし、また世に広めるための活動をする中で、我々がするべきことは何か、やったほうがいいことは何かなどを、FluentdやNorikraといったソフトウェアにおける経験をもとに他の例も見ながら議論したいと思います。
- プロダクトの種類と言語の選択
- プロダクトの公開
- バージョニング
- 開発者の言語、コミュニティの言語
- コミュニティ形成の方法
- 有名人問題
- ローマへの道は一日にしてならずぢゃ
Talk Details
Venue | トラックD (605-606) |
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Starts On | 2015-08-20 20:20:00 | -pc.html
Talk Category | Community |
Language | Japanese |
Interpretation (En→Ja) | NO |
Slide Subtitles | English |
Talk Duration | 30 minutes |
Material (Difficulty) Level | Beginner |
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