Abstract
エンジニアには、なぜか「技術」についてブログに書き残すという文化があるということはここでは言うまでもないと思います。
新たに投稿されるエントリを見かけない日はなく、なんらかの技術について書かれたエントリが毎日のようにエンジニア界隈を賑わせています。
技術ブログの内容は人それぞれです。 自分が注目している流行りの技術の紹介であったり、自分が作ったソフトウェアの紹介であったりします。 ときには「ポエム」と呼ばれるような、技術を通して自分の考え方や生き方を表現したものもあります。
その技術ブログの評価システムの代表的なもののうちの1つとして、はてなブックマークがあります。 テクノロジーカテゴリのホットエントリを日常的に眺めて、技術そのものもしくはエンジニア界隈の情報を仕入れたり、エントリにつけられるブックマーク数をブログを書くモチベーションにされている方も多いのではないでしょうか。
発表者もそのうちの1人です。趣味が高じて、最近では、はてなブックマーク200users以上のブログエントリを月刊投稿する、ということを目標にしています。
技術ブログで毎月200users以上を確実に達成しようとするのは想像以上に困難です。 そもそも自身とブログへの向き合い方から見直す必要がありました。
最初は目標を達成するだけで満足していました。しかし、コンスタントに目標を達成できるようになってくると、単に200usersを達成するだけには飽きてきて、徐々にこだわりがでてきます。 こだわりとは、例えば、技術文章として格式のあるものにする、エントリタイトルで煽らない、エンジニアの採用活動につなげる、自分にできるかぎり硬派な技術について書くといったものです。
このような活動を続けていくと、200usersを目標にしていたはずが、気づけば先日書いたエントリで1000usersを達成しました。
もちろん、1000usersというのは所詮はただの数字です。 しかし、そこに到達する過程には、数字以上の意味を持たせたくなります。 「はてなブックマークはタイトルが9割」といった小手先の人気取り的なテクニックはもちろん、「煽る必要はない」、「ネガティブコメントは正攻法でねじ伏せられる」などといった技術ブログ体験を良くするためのいくつかの知見を得られました。 さらには、文章を書くという行為を通して、自身のエンジニアとしてのキャリアや生き方を考えるきっかけにもなりました。
これらの経験を元に、本発表では、以下のような方々を対象に、正攻法ではてなブックマーク1000usersを獲得するための技術、あるいはその精神について語ります。
- 技術ブログをこれから書いていきたい
- もしくは技術ブログを書くことへの意義に疑問がある
- 書いてはいるが思うようにブクマがつかない
- せっかく書いたエントリに対するネガティブコメントに悩まされている
- とにかく「今すぐ〇〇を使わないと死ぬから△△すべき10の理由」というようなタイトルをつければよいと思っている
Talk Details
Venue | トラックE (607-608) |
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Starts On | 2015-08-20 20:20:00 | -pc.html
Talk Category | Others |
Language | Japanese |
Interpretation (En→Ja) | NO |
Slide Subtitles | Japanese |
Talk Duration | 30 minutes |
Material (Difficulty) Level | Beginner |
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