Abstract
インターネットの普及とともに、インターネットを支える主要技術の多くを構築する OSS はより一般的なものとなりました。特に Web サービスやモバイルアプリケーションを開発する会社にとっては、コードを書く上で避けては通れないものとなりました。
OSS は小さいライブラリから、プロダクションで使用するようなフレームワーク、大規模なサービスを支えるミドルウェア、OS や言語のようなプログラミングの根幹とも言えるような要素など、ソフトウェアのコードベースの大小こそあるものの、それらは全て OSD に準拠しているものであり、誰でもコードを読むことができ、ソフトウェアによってはコントリビュートすることも可能です。
近年では GitHub の普及により、ライブラリやフレームワークについては身近なものとなりましたが、ミドルウェア、言語、OSについては GitHub を用いない開発スタイルも多く存在し、雲の上のような存在に感じるのではないかと思います。しかし、GitHub というツールの種類に関係なく、OSSというものはプログラマに身近なものです。
本発表では、Ruby というプログラミング言語のメンテナという立場から、プログラミング言語を例としてどのように開発の意思決定を行い、実装し、リリースされるかまでの一連の流れを紹介し、言語開発の見えない部分について露わにしたいと思います。
Talk Details
Venue | トラックD (605-606) |
---|---|
Starts On | 2015-08-20 19:00:00 | -pc.html
Talk Category | Tutorial |
Language | Japanese |
Interpretation (En→Ja) | NO |
Slide Subtitles | English |
Talk Duration | 30 minutes |
Material (Difficulty) Level | Regular |
May we take your photo? | allow |
May we record your talk? | allow |