News - 2015年5月

May 30

銅鑼パーソン総選挙、開催します!


今年で10回目の開催を迎えると同時に、Japan Perl Associationの主催には一旦区切りをつけることになったYAPC::Asia Tokyo 2015。この形での開催が最後ということもあり、参加を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
その最後を飾るべく、今回は大々的に「銅鑼パーソン総選挙」を開催いたします!


......「っていうか、銅鑼パーソン総選挙って何?」

というみなさんのために、総選挙を企画した運営委員の石田さんにお話を伺いました!

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▶銅鑼パーソン総選挙とは?

時は2015年。毎年開催される国内最大級国際技術カンファレンスYAPC::Asia Tokyoが終焉を迎える。 今年も大勢の発表者が最後のYAPCに向け、Lightning Talksのスライドを作成することだろう。

毎年盛り上がるLTは波乱含みだ、
ある者は大舞台で緊張し最後まで発表できない、
ある者はPCの調子が悪い、
ある者はスライドが多すぎた...

そんな悲喜交々なトークでも情け無用に銅鑼の音を響かせる大役、
そう、それが"銅鑼パーソン"である。これはその大役を決める選挙である。

...と、銅鑼パーソン総選挙サイトには記載させていただいておりますが、つまりはYAPCのLTで銅鑼を叩く人を決める、ユーザー立候補型の選挙です!

▶なぜ選挙をやるの?
詳しくはサイトを見ていただきたいですが、一言でいって「平和に楽しいLTをやりたいから」です。

昨今のポリティカルコレクトネスに関するご意見は、考えさせられます。そんなのわかってるよ!ということも多いですが、思慮深い人の意見にハッとさせられることもあります。そこに一切の悪意がなかったとしても、それが免罪符になる時代ではないのでしょう。

ただ、そういった意見で現代的にしていくことと、LTを楽しげに演出することは別ですよね。
とにかく注意深く、多くの人の意見を汲みたい。つまり選挙ですね。

「楽しげにする必要なんかない」というご意見もあるでしょう、残念!担当が私だった!!!

ただ、これをやったからLTが1枠減るとかはなく、例年通りですからご安心を。

▶なぜ銅鑼なの?

「雷飛人具投句巣 − 古代中国において、魏の文官が始めた。5人~10人程度が目にもとまらぬ速さで順番に自論を放ち、王の前で相手を倒す催し。攻守交代時には銅鑼を鳴らし、強制的に退場させることで王が飽きない事が特徴である。
15年ほど前に似た名前の Lightning talksというものが生まれたという説もあるが、本当の起源は勿論こちらにあることはいうまでもないだろう」 − 民明書房刊『Lightning Talker 養成読本』より

ウソです。

起源は諸説あるようですが、私は真実を知りませんのでググってください。

LTは制限時間ぴったりに話を終了することが慣例となっており、もし途中でも終了する必要があります。ただ、5分などという短い時間に話しきるのは通常難しいので、タイムオーバーしてしまうことがあります。
そこで銅鑼を叩き、大音量で終了をみんなに伝えます。それが銅鑼の意義です。これは結構ドラマチックでして...私は好きですね。
(まあ、今回銅鑼でなくてもかまわないのですが)

ただ、最近みんなLTがウマくなってしまっているのか、銅鑼の出番が減っているのも事実です。
みなさん「制限時間に終わらせるんだ!」という優等生的発想になっている気がしますね。無責任なことを言わせていただければ、もっとみなさん限界を超えてぶつかってきてほしいところです!

▶銅鑼パーソン、どんな人にやってほしい?
責任感を持ち、できるかぎりしっかりとやってくれることだけは最低条件ですね!これは立候補の条件ですが。

しっかりとタイムキープできるならば、どんな方でも全然かまいません!人でなくてもいい。
そもそも総選挙なので、私の意見なんて反映されないはずです。みなさんが強く推した「推し銅鑼」がきっと大役を果たしてくれるに違いありません。
(推し銅鑼という名称は今つくったのでそんな名称はありません)

銅鑼パーソンのバックグラウンドも重要だとおもいます、所属している企業や、自分が関わった・作ったサービス、自分の応募しているトークなどもアピールしていくと良いのではないでしょうか?(詳しくは、詳細をご覧下さい

▶発表はどうやって?
銅鑼パーソンが決まったら、ぜひとも記者会見を開きたいと担当者レベルでは思っております。
しかし会場を提供いただける会社様を探さないといけないことに最近気付きましたし、開いたとしても、どのようにメディアに連絡すれば人が来てくれるのか謎です。
一人でさびしく居酒屋で発表するかもしれません。

もちろん、銅鑼パーソン総選挙サイト上でも追って公表する予定です。みなさんはこちらをご覧いただければと思います。

▶どんなパフォーマンスを期待する?
数秒長くなってしまったとかの多少のミスはかまわないですけど、LTを盛り上げるのが目的ですから、ちゃんとしっかりとトークの終わりを区切ってほしいですね。

あと、ドタキャン的なのはマジでやめて!死んでしまいます!

▶最後に、YAPCの真面目な宣伝をどうぞ!
ここまでも真面目なんですよ!!
でも、私はエンジニアのお祭りだというところをプッシュし、YAPCはとても楽しい!ということを強調しすぎているかもしれませんね。ふざけているように見えるのもしかたないのかも...。

実際のところ、YAPCのトークのリストを見れば、非常に真面目で役立つトークが目白押しです。さまざまな方がさまざまな知見をシェアされますので、是非そういったトークを真面目に聴講しに来てください。

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銅鑼パーソン総選挙は、立候補も投票も自由。
今回で最後となるYAPCで銅鑼を叩いてみたいというあなた、銅鑼パーソンを自分の1票で決めたいというあなた、奮ってご参加ください!

立候補、投票はこちらからどうぞ。
 銅鑼パーソン総選挙サイト

By Haruna Kudo
May 21

I need a nice tumbler!

こんにちは、段々と暑いと感じる事が増えてきた運営委員の石田です。

暑くなると冷たい飲み物が欲しくなりますよね。しかしよほど喉が渇いていなけりゃ冷たい飲み物がぬるくなるのは避けられない運命です。それに、冷たい飲み物は結露してデスクがぬれるのもイヤですよね。

そういった問題を解決にするには?そう、断熱タンブラーですよね!

(解説しよう、断熱タンブラーとはカップの内部構造をうまいことやって、カップ内部とカップ外部の熱伝導を軽減するハイテクなやつである)


と!いうことで!私がほしいという理由で、今回YAPC::Asia Tokyo 2015の個人スポンサーのノベルティグッズにタンブラーをゴリ押しし、実際に実現したのでした!やったー!!

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こちらがタンブラーの様子です。どうですか、良い輝きでしょう?表面はマット加工になっています。細かすぎる私のこだわりをいくつかご紹介します!


・断熱のタンブラーである

上で書いた通りですが、断熱タンブラーです!これは熱いコーヒーも、冷たい飲み物も、温度を長く保持してくれるイケてるやつです!熱いのみものいれてもカップが熱くならないのも最高ですね!


・ステンレス製である

みなさんノベルティのマグカップをもらったことがありますか? 私はいくつか持っています、では、割ったことは...?
そう、マグカップはいつか欠けたり、割れたりするのです!割ってみるとわかりますが、実際悲しい!

YAPC::Asia Tokyo 2015は今回で一段落ということで、マグカップの供給が途絶えます(大げさ)。であれば、おとしても割れないステンレス製が長く使うのに最高だとおもいませんか?


・レーザー彫刻

上の写真をみて、「なんか地味だな?」と思いましたか?ドハデに白とか、赤とか、オレンジとかでかっこよい印刷はできないのでしょうか。

しかし印刷はいつか剥がれます、つかいこむと残念な風体になります。そこで今回はレーザー彫刻を採用しました!これなら剥がれようがありません。割れないと同時に普段使い込んでも大丈夫なのです!


...とまあ、このような私のこだわりというか、わがままがつまった一品です、皆さんが欲しいと思って頂ければ幸いです。


tumbler2.jpg

さて、このタンブラーの入手方法ですが、こちらは個人スポンサー向けのノベルティとなっております。
そして大変言いにくい事なのですが、個人スポンサーチケットは売り切れとなりました...。
(ちょこちょことキャンセルからの再販売開始はあります、実は今し方も1枚でていました)

すみません、つまりこの記事は全然間に合わなかった訳です。こんなに早く個人スポンサーが売りきれるのは想定外でした。


現在チケット管理をしている人間に「もうちょっとだせないのか?」という交渉をしております。
もし欲しいのに買いそびれた方がいらっしゃれば「個人スポンサー枠追加希望!!! #yapcasia」などとツイートなどしていただければ幸いです。

ちなみに、タンブラー以外にも昨年大人気だった個人スポンサー専用パーカーもついております、他具体的な内容を確認したい方は以下のリンクからどうぞ。

http://peatix.com/event/87997


話かわりますが、現在絶賛トーク応募受付中です。皆さんからのトーク応募をおまちしております!

/2015/talk/list

By Junichi Ishida
May 08

Early Bird Tickets On Sale! | 早期割引限定チケットの販売開始です!

(English follows Japanese)

先日追加ゲストを発表したところですが、実は数週間前からその事を発表したくてウズウズしていた牧です!

ちなみに海外からのゲストスピーカー達のトークには昨年も大好評だった英日同時通訳が付き、最大500名の方に同時通訳用のヘッドセットをお渡しする事ができます。なおこの同時通訳はGithub社とGREE社のスポンサーシップで可能となっておりますので、同時通訳を利用される際には是非感謝の気持ちをTweetしてください!

さて、本日はさらにドキドキな発表があります! 本日よりPeatixから早期割引限定チケットを販売開始します! 限定チケットはなんと通常チケットの30%OFFです!数に限りがありますので、是非皆様今のうちにお買い求めください!

もし「ただチケットを買うだけではなくてYAPC::Asia Tokyoをサポートしたい!」と思っている方は是非個人スポンサーチケットの購入をご検討ください!通常チケットの上に個人スポンサー用 パーカー、Tシャツ、そしてタンブラーというノベルティもついてきます。詳細はPeatixページでご覧ください

なお例年「トーク応募もしたいんだけど... チケットを買った方が良い?」という方達から質問を受けます。スピーカーは無料で入場できますが、後ほどキャンセルもできますし、チケットの個人間での譲渡も可能ですのでトークが採択されるかどうか自信がない場合は先にチケットを確保していただければと思います。ちなみにトークの応募に関しても発表があります!詳しくはこちら!

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Early bird tickets for YAPC::Asia Tokyo 2015 are now on sale! The tickets are available at 30% discount! The numbers are limited, so get yours now!

If you would like to not just buy our tickets but to give us a little extra help running our conference we would be ever so grateful if you could consider purchasing an Individual Sponsor Ticket instead. You also get an special hoodie, an extra T-shirt, and a tumbler!

If you are considering submitting a talk proposal, well we have announcements for that, too! You can cancel or pass your ticket to somebody else later, so if you aren't sure if your proposal will be accepted, please go ahead and get a ticket!

By Daisuke Maki
May 08

Call For Papers! | トーク募集を開始します!

(English follows Japanese)

こんにちは、牧です

さて、早速ですがYAPC::Asia Tokyo 2015のトーク募集を5/9より開始します!(追記:開始しました! 締め切りは 6/15です!)

これまでほぼ全てのYAPC::Asia Tokyoの運営に関わってきて、YAPC::Asia Tokyoで発表をしたのをきっかけに羽ばたいて行った人達を何人も見てきました。今年はあなたの番です!

YAPC::Asia Tokyoではとにかくエンジニアが話したい!エンジニアが聞いて面白い!というトークを求めています。YAPCは元々Perl由来のイベントですが、エンジニア達が聞いて楽しめる内容であれば特にPerlに関連する必要はありません。これまでもPHPやRuby、Python、Go、Scalarの話もされてきましたし、複数の言語にまたがった大きなシステムの話もいくつもされてきました。失敗談、ノウハウの共有、流行最先端のツール...

また明日からコードを書きたい!と思わせるようなトークを是非聞かせてください!

(なお、選考の際に同等クォリティのトーク応募がありどちらかを選択しないといけない場合はPerl成分の多いほうが採択されます)

初めて応募の人も、歴戦の強者も、今回のYAPC::Asia Tokyoは最後のチャンス!是非皆様の熱い想いを聞かせてください!

皆さんのご応募、御待ちしております!

なおトークが採択されるとチケットが不要になりますが、トーク応募されても採択されるかどうか自信がない... という方は後ほどキャンセルもできますので、先に一般参加用チケット個人スポンサーチケットを購入いただいても問題ありません!

yapcasia-2014-speakers.png

We will be accepting talk proposals for YAPC::Asia Tokyo 2015 starting around May 9th 10am (JST)! (Update: ... And we are now accepting talks! Deadline is Jun 15 (JST))

Although YAPC has its roots in Perl, your talk need not be about Perl. It just needs to be interesting to programmers/engineers. Show us your passion about programming, system administration, and building products! We'd like to hear your war stories or bleeding edge technology that you may be investigating.

We look forward to hearing your talk!

If your talk is accepted you will not need purchase a ticket to attend YAPC::Asia Tokyo 2015, but if you are unsure your talk will be accepted, you can safely go ahead and purchase regular tickets or individual sponsor tickets, as they are refundable or they can be transferred to another person.

By Daisuke Maki
May 07

Additional Guest Speakers! | 追加ゲストスピーカーのお知らせ

(English follows Japanese)

こんにちは、牧です。

気がつくとYAPC::Asia Tokyo 2015までもうあと3ヶ月くらいしかありませんね!ドキドキですよ!
そんな運営側の勝手な興奮の中、追加ゲストスピーカーのお知らせです!!

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まず Jonathan Worthington氏! 1.0 リリースを控えているという Perl6 の主要開発者の一人です。Larry Wall氏がPerl6の精神や思想を体現する人とするならJonathanはPerl6の実装を司っている方です。Perl6がどこまで 使えるものになっているのか是非氏に直接確認してみてください!なお彼が加わる事により「Perlの創始者であるLarry Wall氏」「現行のPerl5の開発リーダーのRicardo Signes氏」そして「Perlの思想の後継言語Perl6の開発者のJonathan Worthington氏」というPerlの過去、未来、現在の3人がそろう事になります。そこにRubyのまつもとゆきひろ氏も加わりますので胸熱ですね!

次に CoreOSの Kelsey Hightower氏! 巷で話題のCoreOS、その開発マネージャーである氏にはCoreOSの内部について語っていただく予定です。Rocket等の絡みも気になるところですね。是非色々と聞いてみてください。

そして最後に Githubの インフラ、ツール類、そして継続デリバリー等を担当するBen Lavender氏!Githubの内部や働き方について語っていただく予定です。

以上の3人の追加ゲストです!彼らの参加で今年のYAPC::Asia Tokyoはさらに広い分野のエキスパート達が集まるイベントとなりました。

限定先行販売チケットも近日中に発売予定ですトーク募集ももう本当にすぐ始まります!是非楽しみに待っていてください

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We are pleased to announce three additional guest speakers for YAPC::Asia Tokyo 2015!

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The first guest we'd like to introduce is Jonathan Worthington, who works on Perl6. With him, we have Larry Wall who created Perl, Ricard Signes who leads Perl5 development, and Jonathan who works on Perl6 -- past, present, and future lineage of Perl are all going to congregate at YAPC::Asia Tokyo 2015.

Next, we are pleased to welcome Kelsey Hightower from CoreOS. Containers are all the rage right now, so we are excited to have him talk about what's going on at CoreOS.

And last but not least, we're also pleased to welcome Ben Lavender from Github. He works on Github's infrastructure, tools, and continuous deployment. We look forward to listening how things are done within Github.

That's all for now. We are expecting to have Early Bird tickets on sale, as well as Call For Papers REALLY REALLY SOON, so please stay tuned!

By Daisuke Maki